青春の禁治産者
impo
Aug 17, 2008
3:53pm
声がするとき
声がするとき、それはもちろんわたしの声なのだが、わたしの声に聞こえないから問題なのだ。
だから、声がどうしても止まないのなら、いっそわたしの声を問題にしてしまう方法がある。
「声がする」と言っていた人は、次のように言うようになる。「声がおかしい! わたしの声がおかしい!」。
これは、少しだけ「正常」になったということなのだろうか。
ここで、正常に見えればそれは正常ということなのなのか、真の正常と見せかけの正常は異なるのか、という方に進んでしまうと、またトラップにはまり込む。だから、そっちはダメだ。
そうではなく、端的に「まだ問題は残っている」と考える。
なぜなら、少なくともわたしの声はおかしいのだから。
わたしの声を正しくするのは、また別の問題だ。
もちろん、それを正ししてしまうのは、声のおかしさが守っていたものを危険に晒す賭けではある。
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